自然光とシンプルな照明が見事に調和したフルオーダーで叶えた理想の住まい
姶良市 N様邸
自然の中に居るような究極の寛ぎ感を演出
緑豊かな自然に囲まれた、のどかな住宅地にひっそり佇むN邸。勾配屋根から伸びる煙突が特徴で、周囲の自然とおm違和感なく溶け込んでいる。
出来る限り自然を身近に感じられるようにと、設計にも数々の工夫が。リビングに設けた高窓からは、昼間は自然光を採り入れて明るさを確保し、夜は月明かりが差し込み柔らかな光に包まれる。冬に暖炉を点灯すれば緩やかな炎が相まって幻想的な雰囲気に。自然光を活かしつつ、照明器具の明かりと調和を考慮し、昼間と夜で異なる光の演出を行っている。さらに、自然素材の優しい雰囲気が広がる木の住まいは、オーク材やレッドシダー材、杉など用途に応じて様々な材木を使用。木目の特徴や色合い、質感・肌触りを活かしながら、空間を美しくデザイン。
綿密に計算された空間構成に驚くばかりだが、それもそのはず。実はご主人は、住まいずの設計士。究極の心地良さを求め、自分らしいシンプルな
暮らしを実現する「フルオーダーの家」を完成させた。
外観と同様、白と明るい木目で空間全体を揃えた、シン プルながらも温もりもある空間。照明や暖炉、インテリア
の数々が美しくデザインされ、空間に彩りを与えている
周囲の緑と調和した白と木目を基調としたナチュラ ルな外観。勾配天井と煙突がアクセントとなりおしゃ れで温もりのある印象
キッチン上部にロフト空間を設け、広々とした子ども部屋を確保。プライバシーを確保しながらも、家族の声や気配を感じ合えるLDK。縦にも横にも家族がつながる設計。
ランドリールーム。キッチンから続いているので家事の短縮つながり効率もアップ
スキップフロアからの眺め。高さと視点を変えて生まれるプライベート空間は用途も様々。
お昼寝や子どもの遊び場、趣味を行うスペースとして重宝しそう
キッチン近くの造作カウンターは、現在ご主人のワークスペースとなっているが、先々は子どもたちの勉強スペースとして活躍しそう。
窓から外の景色も楽しめ、明るさも解放感も充分
杉井材で作った造作の洗面台。カウンターも広くとっているので作業もスムーズ
空間を無駄にしない有効活用の工夫の技
白と木目を基調とした室内はワンルームのように繋がる空間。生活の中心であるLDKはどの部屋にも繋がり、キッチン隣には、ランドリールーム、浴室、洗面と家事動線もスムーズ。リビングには段差のあるスキップフロアを採用。
小じんまりとした畳コーナーだが、お昼寝やリラックスするのにもってこいのスペースだ。壁があまりない平屋だが繋げたまま緩やかに区切ることで空間に変化が生まれ、暮らしに幅もできる。さらに、畳コーナー部分に大型収納を設置。
玄関とも隣接するので土間収納として利用できる。キッチンも壁付式にすることで空間を遮ることなく広々としたリビングを維持。
魅せるキッチン&収納棚には、好みの食品やインテリアを飾ることで、理想の空間を演出することも。カウンターテーブルがあるので、使い勝手もよく、家族の様子を伺いながら料理ができるのは大きなメリット。限られた住空間を有効に活用する「術」が随所に隠されている。