大黒柱が見守る木の家で、のびのびと自然を感じる暮らしを
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大黒柱が見守る木の家で、のびのびと自然を感じる暮らしを

霧島市 S様邸

リビングに入ると真っ先に目に飛び込んでくる、大きな大黒柱。この立派な大黒柱を家づくりの中心に据えたS邸は、木の魅力を最大限にいかした、木の呼吸を感じるおうちです。
Sさんは曾祖父の代から続く樹苗園を営んでいて、山や木材を身近に感じて育ってきたそう。そんなご主人ですから、自分の家に自分の山の木で育った木を使いたいと思うことは、とても自然なことでした。代々大切に植えられ育てられてきた木々たちが、長い年月を掛けて大きく育ち、形を変えて家族の生活を見守っています。

豊富にある木材の中から、厳選した逸材をふんだんに使用。節のない幅広の板を用いた美しい建具や、のびのびとした吹き抜けを渡る太い梁。建具や造作だけでなく、家具までオリジナルで造られています。後から家具を買い足す必要がないほど適材適所にたっぷりとある収納、オリジナルだからこそできる素材の良さ、家の雰囲気との相性は我が家を格別なものにしてくれます。
この家は全て杉の木で造られています。杉の木は柔らかく温かいのが特徴で、子ども達も足触りが良いのを実感しているからか、家の中を元気に駆け回っています。

LDKは木の温もりを身体全体で感じられる大空間。右奥は、床下収納を備えた小上がりの和室、左奥にはご主人のワークスペースがあります。

奥様待望の対面キッチンは、お料理をしながら子どもの様子を確認できて安心。カウンターに椅子を並べれば、来客時もお喋りを楽しみながら家事ができます。キッチン奥の収納棚は全面ガラスの引き戸になっており、すっきり隠すことも、お気に入りの造作棚を見せる収納にしてお洒落に飾るのも、両方楽しめます。家事動線に配慮した間取りも気に入ってらっしゃるそう。

アクセントカラーのシンクが可愛らしいキッチンからは、ウッドデッキまで見渡せます。勝手口からすぐに行き来ができるので、暖かくなったら、ウッドデッキや庭での活動も楽しめそうです。

パッシブデザインで実現、自然の恩恵を受けるエコな暮らし

木の家は調湿効果に優れ、森林浴効果で心も身体も落ち着きます。さらにS邸は、風や光を採り入れるパッシブデザインを採用し、省エネ化にも成功しています。外が寒い日にも、室内は裸足で平気なほど快適。寝る時の掛け布団が一枚減って、驚かれています。光熱費も大幅ダウンで、家計も大助かり。自然を感じる心地良い空間づくりは、住まいずのこだわりの一つでもあります。

広々とした清潔感いっぱいの玄関ホール。ハイサイドライトから外光が入り、明るい玄関です。

玄関横には大容量のシューズクロークを用意。玄関がいつでもすっきり片付いた状態をキープできます。

玄関左奥にあるトイレは、シンプルながらセンス良いインテリアで、落ち着く空間。ここでもたっぷりの収納が嬉しい。

洗面所は鏡の奥に窓があるという、斬新なデザイン。自然光の中で身支度ができます。オリジナルの造作棚のおかげで、物を探す手間も省けます。

子ども部屋にはロフトを付け、天井が高くて開放的な空間に。はしごを昇った前方の壁に小窓があり、リビングの廊下側に顔を出せるので、子ども達も大喜び。

堂々とした風格のある大屋根の外観。細部まで緻密に考え抜かれた植栽や石畳など、和の趣ある玄関アプローチは、四季の変化も楽しめます。屋根付きの駐車スペースは2台分確保。

さり気ない目隠しでプライバシーも考慮。広々としたウッドデッキや庭で、思い切り家族時間を満喫できます。

庭は全面に芝生を敷き詰め、お手入れもしやすく。休日には日向ぼっこをしながら子ども達が遊ぶのを見守る、穏やかな時間が流れます。

-USER VOICE-

「自分の山の木で家を建てたいと思い、おばま工務店さんに資料請求したことが始まりでした。その後、以前に仕事で参加した林業の講習会で、印象的なお話をされていた講師が、実は住まいずの会長さんだったことを知り、不思議なご縁を感じました。ともに林業を生業としてきた身、相通じるところが多く、信頼できました。期待以上の家ができて大満足です。」

何年もかけて大事に育てた木への想いが一致した、Sさんと住まいずの家づくり。大切に育てられてきた木を慈しみながら家族の時間を育む我が家に、家族みんなの笑顔が輝いていました。