自然を取り込んだ心地良い住まいで叶える 薪ストーブのある暮らし
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自然を取り込んだ心地良い住まいで叶える 薪ストーブのある暮らし

鹿児島市 S様邸

「薪ストーブを置ける和モダンの木の家」が建てられる工務店を探したというSさんご夫妻は、おばま工務店のモデルハウスを見て、木をふんだんに使った家づくりに魅了されたといいます。
「広い土地にゆったり暮らせる平屋を建てたい」というご夫婦の要望を叶えるべく、住まいずとSさんで打ち合わせを重ねて、造成から外観デザイン、外構と、全てに妥協のないこだわりのお家が完成しました。

桜島を眺めながら炎を囲む贅沢な空間

「祖父が薪で風呂を沸かしていたので」と、薪ストーブへの想いを語るSさんの暮らしの中心には、こだわりのヨツールF500の薪ストーブを設置。リビングに土間を設けたことで、アクセスもしやすく、薪割りもその場で行えます。

S邸は桜島を仰ぐ最高のロケーションに位置します。その立地条件を生かすための配置にもこだわり、窓からの景色や採光・通風など自然環境をそのまま利用したパッシブデザインを取り入れています。自然を取り入れる設計手法もご夫妻の価値観と合致したポイントです。

素材にもこだわり、節のない杉を厳選して使用しています。強く、調湿機能もあるので、リビングや天井に最適。浮造りの床は、心地よさと木目の美しさを堪能できます。

壁のスイッチの高さは1m5cmと低め、建具は2m20cm使用です。空間を広くスッキリ見せる視覚効果もあり、ご夫婦の要望である”ゆったり暮らせる”空間となっています。

大きなガラス窓から美しい炎がゆらめき、「腰掛けて眺めるだけで癒されます」とSさんも大満足。
奥様はシチューやおでんなどの煮込み料理はもちろん、ピザは生地から発酵させて焼くほどの料理上手。共働きのため、忙しい時間をやりくりしながら、ストーブも活用して料理を楽しむのだそう。

家の中心に土間と薪ストーブがある魅力的な空間設計。勾配天井で開放感たっぷりのリビングからは、桜島が眺められます。

造作のダイニングテーブルは、高さを抑えて圧迫感を和らげています。
家全体を上質な自然素材が包みこみ、柔らかな空気感を感じられます。

落ち着いた木の質感が存在感を放つ外観。白い外壁は、耐久性が高い光触媒の欧州壁を採用。リビング土間からデッキ、庭へと繋がる造りになっています。

共働きに嬉しい家事動線や空間設計を匠の技で実現

「効率的な家事動線と収納のおかげで家事がスムーズです」と微笑む奥様。
家族との会話が弾む対面式キッチンの奥にサンルームを設置し、キッチンから水回りまでコンパクトな家事動線になっています。

キッチン背面には収納力たっぷりの造作棚。白いボックスを利用した見せる収納で使いやすい造り。

降灰に配慮したサンルームで、お天気を気にせず洗濯ができます。干した洗濯物を”隠す”スペースとしても活用できるため、リビングに洗濯物を出しっぱなしにするなどの生活感をなくすことができ、忙しい毎日の強い味方。

リビング奥にある小上がりの和室。畳下にはたっぷりの収納があります。客間としても重宝するスペースです。

玄関にもたっぷりの収納を設置。靴やコート、ガーデニング道具などをすっきりまとめられます。
玄関ホールには、Sさんが独身時代に購入した絵画を飾る棚が造作されています。ライトアップされた玄関ホールは、ギャラリーさながらの洗練された雰囲気を醸し出しています。

玄関の奥に設けたトイレ。玄関から見えないようにさりげなく格子で目隠ししてあり、視線が気になりません。

「庭は夫のテリトリーですが、室内は私の好みで選びました」と奥様。室内インテリアは色味を抑えた上質な逸品ぞろい。ソファやダイニングセットなど、木の風合いとマッチし、センスの良さが際立っています。

「友人たちが薪割りを体験したいと遊びに来てくれることもあります」と楽しそうな奥様。ご主人は庭に薪小屋を造りたいと画策中だとか。「家庭菜園にも挑戦するつもりです。」
ご夫婦で豊かな時間を実感し、楽しみがどんどん生まれている様子です。

-USER VOICE-

「薪ストーブのある暮らしを満喫しています。ストーブを囲んで炎を見ているだけで、幸せな気分になります。煮込み料理やピザも美味しく作れます。」

住まいの中央に薪ストーブを配置し、いつでも暖かい空気が漂うS邸でした。