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敬天愛人の天は桜島?!西郷どん第47回「敬天愛人」

11.5代目 有村 康弘西郷どんネタ 2018.12.17

木の家の価値を、西郷どん見ながら伝えたい11.5代目です。

いよいよ最終回を迎えたNHK大河ドラマ西郷どん。
今までの大河ドラマで、最初から最後までしっかり見たのはこの西郷どんが初めて。

ほぼ録画でみていましたが、毎週日曜日がくるのが楽しみで
久しぶりにワクワクしながらテレビにかじりついていたと思います。



恐らく日本人であればほとんどの人が知っているであろう西郷隆盛の最期。
家族や愛する人に囲まれて亡くなるのではなく、どちらかというと悲惨な結末。
それが分かっているからこそ、ドラマでどう演出るのかが楽しみでした。

恐らく、番組側もそれを事前に察知したからか分かりませんが
官軍の総攻撃前で死ぬのが分かっていても、西郷軍の雰囲気が明るい。



だからこそ余計に涙が出てきて、切なかったですね。
官軍と西郷軍は、それぞれ主張が異なりますが
どちらも正しいとか間違っているという次元ではなく
ただその時代において立場が違ったということ。

こんな同族で殺し合いをしないといけない戦争は
両軍ともこれで最後にしたかったのではないのかなと感じました。



ただ、このシーンは正直ずるい!!
吉之助の死を聞いて、大久保が取り乱すのは想像できたのですが
予想を超えた演技をしてくれて、みてるこちらも涙腺崩壊(笑)
夫婦して泣いてしまいましたが、それまでの冷酷な振る舞いからの
ギャップが凄くて、余計に感情移入したのかもしれませんね。

最終回が終わって、色々な方が感想をブログやSNSでアップしていて
内容も賛否両論色々言われているようですが、個人的にはこれが印象的でしたね。



そう、鹿児島県民の心のよりどころである桜島。
その桜島の描かれ方が印象的だったんです。

もちろん鹿児島を表現する時に、桜島は分かり易いので
映像に使われたという解釈もあるかもしれません。
ただ、このシーンで特に思いました。



宮崎から鹿児島に逃げて、みんなで桜島を眺めるシーン。
このドラマにおいての桜島は、敬天愛人の「天」を表現しようとしていたのではと思わされたんです。

平等に見守ってくれる桜島という存在は、ある意味「天」そのもので
エンディング後のシーンでも出てきたのは、そういう狙いもあったのではと・・・・

最後のセリフである「ここらでもうよか」も、その天である
桜島に対して伝えたかったんだろうなと解釈しています。

まあドラマなので色々な考え方があって当たり前ですが
ちょっと今日から桜島の見方が115度くらい変わったかもしれないです(笑)

当分は、西郷どんロスが続く気配ですが
年末年始で縁の地を回ってみるのもいいかもですね^^

1年間
ほんのこて
あいがとさげもした!!

最後に、主演である鈴木亮平さんのブログをリンクしておきますので
気軽に読んでみてくださいね~

敬天愛人(西郷どんこぼれ話47)