子育てについて日々について 2019.06.04
韓国語のイモ(お母さんの女の兄弟の事-おばさん)と日本語のイモ(芋)の違いを伝えたいヒョンちゃんです。
鹿児島空港でイモを待つのにかなり疲れました3男
先日のブログ 韓国の子育て支援が半端ない の引き続きです。
韓国の出産率は、世界最下位レベルと言われ、
政府は色んな子育て支援の政策をだして、出産率を上げようとしています。
でも、実際には年々出産率が下がっていく一方のようですね。涙
それでは、なぜ韓国はこれほど子育て制度が整えてるにも関わらず、年々出産率は下がるのでしょうか。
私的には、すごく気になりましたので、いとこに聞いてみました。
いとこの答えをまとめてみると、
1.就職が厳しい。
韓国は高校卒業後、大学もしくは専門学校に進学する進学率が割と高いです。(最近10年間は70%前後)
それに対して大学卒業後の就職率は50%前後になってるようで、(就職が結構厳しい)
実際社会人になる年齢が遅くなっています。
又韓国人の男性には2年間の兵隊義務がありますので、就職年齢がさらに遅れたりします。
2.結婚費用が高い。
韓国は、結婚しようとしてる人はちゃんと結婚式をあげたいと思う人が多いみたいです。
(日本みたいに、籍だけ入れて式は省略)という事がまだそんなに一般的ではなくて、
結婚するのであれば、結婚式を挙げるというのが一般的?
なので、式場をかりるお金を準備しないといけないですね。
さらに、家を借りるもしくは買うのにたくさんのお金が必要となります。(親の援助がある場合が多い)
又婚礼用品(家具や家電)なども、新品で準備するのが一般的で、
とにかく、結婚するのにお金がかかるイメージがあります。
こんな理由などで、最近結婚をあきらめたり、
結婚しても、結婚する年齢がかなり遅い場合が多いですね。
さらにさらに、何よりも
3.子どもの教育費への負担が大きい。
上で述べたように年々就職率が下がっていくと、社会全体的に不安が広がりますよね。
こういう不安から、学生の内に、もっと高い能力を備えとくべきという焦りが出ます。(実際私もそうでした。)
そうなると、競争に勝つためには、学校以外の教育を受ける事が当たり前のなり、
教育費の負担がメッチャクチャ大きくなります。
なので、結婚して子どもが欲しい人でも、なかなか子どもを産んで育てるという選択をしずらい
との事でした。
いとこの話を聞いて、
なるほどと十分理解できる反面、
格差が広がり、多様性がなくなっている韓国社会が
韓国人の一員として、本当に心配になりました。涙 (外国人就労者はたくさん受け入れてるみたいのですが)
でも、私が心配しても何も変わらないので、
私はここで、3人の子育て頑張るしかないですよね。
と言いながら、
「韓国移住したら、いくらもらえるのかな?」と計算してしまったのはナイショです!