家づくりについて韓国ネタ 2021.09.09
日本と韓国の上棟式の違いを伝えたいヒョンちゃんです♪
先日、お客様の上棟お清め式に参加させていただきました。
お清め式とは、
屋根の4隅にお酒とお塩を振って無事上棟した事を「家の神様」に報告くして、これからの工事の安全を祈願する儀式だそうです。
でも、ひとつ気になる事がありました。
たしか、お施主様はご夫婦で来られたのですが、
なぜかご主人様お一人で屋根に上ったのでした。
一緒に上ったスタッフも男性スタッフのみ。
その理由について以前社長が書いたブログ記事がありましたので、こちらを読んでみてください。
(その理由について調べようと検索してみたところ、社長ブログが出てきました(;’∀’))
女の嫉妬は怖いですね (^▽^;)
お清め式が終わってからは、上っても良いらしく
奥様も後に屋根に上られまして
今しか見れない屋根の上からの景色を見られたと思いますが、
無事に上られて本当に良かったです!
私は下で見てるだけで足ががくがくしてましたけど( ´∀` )
(本当にお疲れ様でした!)
韓国でも日本とはちょっと違う上棟式があるので、少しご紹介しますね。
韓国の上棟式はこんな感じです!
「コササン」という祭壇を準備して、神様に家の棟が上がった事を報告し、これからの安全と家の繁栄を祈願する儀式を行います。
ここで、日本とはちょっと違うのがこちら!
これは、なんだと思いますか?
はい、豚さんの頭です(;’∀’) 見慣れてない日本人にとってはかなり衝撃だと思いますが、、、
韓国の上棟式では大体この豚さんの頭が祭壇に上ります。
韓国の「コササン」祭壇に豚さんの頭を使う理由については、色んな諸説がありますが、
私が調べた情報をまとめると
1.韓国のシャマニズム信仰によると、豚は神様と仲のいい存在として、
人々の願いを豚が仲介して神様に届けてくれる。
2.牛より安いし(昔は牛が物凄く高かったみたい)
豚は子をたくさん産む(多産の象徴)ので、家を建てる一家の繁栄を願う。
3.豚の漢字の韓国発音が「トン」だけど、「トン」は韓国で「お金」を表す。なので、
これから「トン」が益々増えるように。だから豚の耳や口にお金を挟む。
という意味があるらしいです。
ちなみに、豚の耳や口に挟んであるお金は、職人さんたちで分けるみたいです( ´∀` )
国が違えば、敬う神様も違うし(女性だったり、男性だったり、動物だったり)、儀式のやり方も違いますが、
間違いなく、
「家を建てる事」はとても大事な事、大変な事で
工事期間中の安全を神様に祈願して、大工さん達の苦労を慰労して
近所の方達や親戚の方達にも、これからの家づくりを知らせる儀式なのは
日本も韓国も一緒だなと感じました。
M様、先日の上棟お清め式、誠におめでとうございます!
参考サイト
http://encykorea.aks.ac.kr/Contents/Index?contents_id=E0027057#