アフターメンテナンス 2024.06.18
『キレイを保つお掃除方法シリーズ』第2弾はキッチンの「レンジフード周り」です!
コンロの上部にあるレンジフードや換気扇。調理中の空気を外へ排出し、室内を嫌な臭いや油汚れから守ってくれる大事な存在。
油汚れをそのままにしておくとフィルターが詰まり、室内の空気がベタついたり、レンジフード・換気扇から油が垂れてきたりしてしまいます。
「高い所は手が届きにくいので、掃除はまだ今度…」と思っていると、ふと気がついた時には、ベトベト汚れが頑固にこびりついてしまっていて掃除が大変、なんてことも。
年末の大掃除の際に「もっと定期的に掃除しておけば良かった…」と後悔のないよう、日々の簡単なお手入れと汚れ防止対策をご紹介します
近年多くなっているのが、フィルターが汚れにくいように前面にツルツルとした平板が取り付けられているタイプです。
この場合1番汚れやすいのは前面に出ている板部分になりますので、週に1回の拭き掃除を目安にしましょう!
掃除方法はひどい汚れでなければ重曹水(*作り方は記事の最後に*)などを布巾に付けて拭き取る程度で構いません。
油汚れなどのギトギト汚れがついている場合は、一度取り外して、柔らかいスポンジと中性洗剤で洗い流しましょう!
金属たわしや硬いスポンジは表面の塗装がはがれる恐れがあるため、必ず柔らかいスポンジで!!
レンジフードは料理中の煙や水蒸気を吸い込みながら、同時に多くのホコリも吸い込んでいます。
フィルター部分はそのホコリがびっしりとこびり付きやすい場所になりますので、汚れを溜め込んでおくと後のお手入れは大変なことになります
特に先ほど記載した前面のカバー(整流板)が付いていない、フィルターが直接見えるタイプのレンジフードは、なおさら汚れやすくなります。
そこで一番手っ取り早い方法は本体に汚れを付けないためにカバーを取り付けるということです!
最近は100円ショップなどでも購入できますので、簡単に手に入ります。
カバーは月に1回のお掃除の際に、一緒に交換するようにしましょう!
カバーを取り付けた場合でも完全に汚れないわけではありませんので、
月に1回を目安に重曹水で拭いたり、中性洗剤で洗い流してください。
前面のカバーが付いていないタイプでフィルターが直接見えるレンジフードの場合、カバーを取り付けるのをためらう方も多いのではないでしょうか。
その場合は少しお掃除周期を短くして1~2週間に1回程度、重曹水で拭き掃除をするときれいが長持ちします
汚れがひどい時は、まず乾いた布やキッチンペーパーで表面についた埃を拭き取ります。
次にぬるま湯に中性洗剤を入れ、その中につけながら柔らかいスポンジで洗い流しましょう!
特に揚げ物などの油を大量に使った料理をすると、空気中に含まれる油分が多くなるため、特にギトギト汚れが付着しやすくなります。
揚げ物をした後は、カバーもさっと拭いておくと、1ヵ月に1度のお掃除がラクになりますよ
製品によって取り外しの方法が異なりますが、大体の製品がご自身で取り外して、丸洗いできるようになっています。
(※取扱説明書を十分に確認してから取り外して下さい。)
洗い方はフィルター同様に、中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけながら柔らかいスポンジで洗います。
バケツや桶の中にぬるま湯を入れ中性洗剤を混ぜます。そこへ汚れのひどい部品をつけ置きにします。
汚れの程度によりますが、15分~30分程度つけ置いたら柔らかいスポンジに中性洗剤をつけ洗い流します。
つけ置きにすることで、ギトギトにこびりついた油汚れが浮いて落としやすくなる効果があります!
材料:重曹/小さじ1、ぬるま湯100ml、容器(ペットボトルやスプレーボトルなど)
作り方:ぬるま湯または水100mlに対して小さじ1(5g)の重曹を入れて振って混ぜれば完成。
作りたい量に合わせて重曹と水の比率を調整してください。
今回はキッチンのレンジフードと換気扇のお手入れ方法をご紹介しました!
ついついお掃除を忘れがちな場所ですが、汚れを放置しておくと、油分を含んだ汚れが室内の空気中に拡散したり、油汚れが料理の中に落ちてしまうこともあります。
そうなる前に、ぜひ日々のちょっとしたお手入れと汚れ防止対策で、気持ちの良いキッチンを長持ちさせましょう
キレイを保つお掃除方法第3弾では「シンク周り」のお掃除方法を紹介します
こちらもぜひご覧ください♪