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祖父の想いを繋げる伐採式

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2015.07.13

木の家の価値を伝えたい11.5代目です。

昨日子供に、「何で僕はたくさん食べても太らないのに、お父さんは太っているの?」

という決定的な質問をされて、何も答えられなかった切ない私の話はまた今度にしますね。


住まいずでは、お客様が山をお持ちの場合は

その山の木を切って、家を建てる通称『自材自建の家』を建てています。


今日は、50年以上前に

お爺さんが植えた山の、伐採式をしてきました。


お爺さんが植えた山の木を、お父さんが管理して

娘さんがその木を使って家を建てるという物語。




お祓いをして、木を切る前にパシャリ!



お父さんいわく

「自分が生きている間に、山の木を使ってもらって良かった!」


そうなんです。

お父さん的には、手入れや管理はしていても

誰かが使ってくれるとは思ってもみなかったとのこと。


山の木を売ろうとしても、伐採代や運送費などのコストがかかって

結局手元に残るお金は、かなり少なくなってしまうのが現実です。

海外などから安い木が入っているので、木自体の価格が下がっているんですね。


本来であれば、有効活用されるべきである地元の山の木も

価格の下落や伐採業者の後継者不足なので、使われていないです。


今回は、しっかりと木の家に活用していきますよ!

だって植えたお爺さんは、

子や孫の世代に使ってほしくて植えたはずだから・・・


そうこう想いを馳せているうちに、伐採がスタート!



勢いよくチェンソーが回って、あっという間に 「ドスーン!!」

見事に、杉の木が倒れました。




倒れた後は、恒例の年輪を数えます~



数えることで、おおよその樹齢が分かるので

一族の歴史を感じる瞬間ですね^^


木を倒した記念にパシャリ!



雨の中、伐採式お疲れ様でした^^

この木で座卓なども作る予定です~♪


山をお持ちの方は、植えた人の為にも

是非、使ってあげてくださいね!!


伐採のお礼にと、うなぎをいただいたのは本当にナイショです♪



Sさん、今日はおめでとうございました!!