11.5代目 有村 康弘3分間で人生が決まる!! 双子の運命を決めた180秒 シリーズ家族ネタ 2016.02.03
木の家の価値を伝えたい11.5代目です。
シリーズでお届けしています
3分間で人生が決まる!! 双子の運命を決めた180秒シリーズ
前編
中編
今日でいよいよ後編となりますが
これで終わるかどうかは、謎です!!!
終わらなかったらすいません。。。。
ということで、昨日の続き。
夜、奥さんが話しかけてきました。
妻 『ちょっと話があるんだけど、そこに正座して!!』
この世の者とは思えない怒号が、あたりに響き渡る。
何も怒られるようなことをした記憶が全くない11.5代目。
妻 『あなたは、何を考えているの??』
11.5 「何って、明日の朝ごはん何食べようかな~って思ってたけど。」
妻 『食べ物じゃなくて、家族のことについてです!!!心配じゃないの?』
11.5 「だって、11代目が帰ることになったから大丈夫でしょ!」
妻 『11代目は建築の経験がないし、10代目も体調が不安じゃない。。。。』
この時、妻が何でそこまで怒ってたかというのは
彼女の国籍に大きく関係する問題でした。
そう、妻は韓国人なんです。
韓国の考え方と言えば、儒教。
【親を疎かにするのは不届き者】という考え方があるくらい
親や家族に対しての想いが強いんです。(個人差あり)
この考えが根底にあるので、私の態度を見て
家族に対して無関心に見えたようなんですね。
当時の私としては、もちろん家族が心配という思いはありましたが
帰りたくない理由が、いくつかありました。
1.未経験の住宅業界
大学は心理学科、就職はIT業界で何も住宅の知識や経験がない中で
家業の木や家の仕事をやっていける自信がなかった。
さらに、あまり興味も湧かなかったという事情も、、、、
2.今の仕事を辞めたくない
会社の仕事が面白くなって、責任ある仕事も任せてもらえるようになり
これから盛り上げていくぞというタイミングでした。中途半端で、辞めたくなかったんですよねぇ。
3.兄弟で仕事をしたくない
これが一番大きかったかもしれませんが、仕事上いろいろな経営者とお会いする機会があり
兄弟で会社をうまく経営している人を、ほとんど見たことがなかった。
というか、周りの人にも『兄弟で仕事をしないほうがいい』と
何回もアドバイスをもらった経験があったので尚更ですね。
こんな言い訳をしたところで、妻には通用しなかったですが(笑)
妻 『あなたは結局、自分が大切なの?家族が大切なの?』
11.5 「いいえ。あなたのことが一番大切ですう。」
妻 『ふざけないで!!』
11.5 「か、家族が大事です。。。(震える声で)」
妻 『だったら、あなたも鹿児島に帰って仕事を手伝ってあげたほうがいい!』
11.5 「(さっきの3つの言い訳を繰り返す)」
妻 『あなたは、家族がいたからここまで生きてこれたんでしょ!いつ、その御礼をするつもりなの?!?!』
この奥さん
恐らく私より、はるかに私の家族のことについて
真剣に考えてくれてたんです。
想ってくれていたんです。
ここまで言われて、帰らないとは言えませんよね。
かなーり心配でしたが、腹をくくって帰る決心をしました。
もしあの時、妻の後押しがなければ
きっと鹿児島に帰っていなかったと思います。
腕相撲しても勝てない私ですが。。。
というわけで、無事に鹿児島に帰ったのはいいですが
まさか、あんなことになっていたとは。。。。
(やっぱり終わらなかった。。。)
続きます。