11.5代目 有村 康弘日々について 2016.06.13
木の家の価値を伝えたい11.5代目です。
住まいずの加工工場である、アリムラウッドワーク。
祖父である9代目が作った会社です。
そんな工場も、昨年の大型台風で
かなりの被害を受けました。
現在、改修工事の真っ最中。
そんな中、ある機械とのお別れがありました。
昭和35年ごろに購入した製材するための機械。
祖父母が大変だった時期に、木の製材精度を上げるために購入した機械です。
私も、小さいころから工場でこの機会が
木を製材しているのを見ていました。
9代目、10代、11代目と
3世代がお世話になった機械。
老朽化が進み、工場の改修工事に合わせて
置き場所もなくなったので、今回処分することに。。。
でも、思い出がいっぱい詰まった機械なんです。
だからただ捨てることができなくて、せめてものお別れの意味で
お祓いをしてあげました。
この機械があったお陰で、有村家も食べさせてもらいました。
木の品評会でも表彰状をもらいました。
ただの機械かもしれませんが
木を刻むだけでなく、工場の歴史も刻んでくれました。
今は、ありがとう!!という気持ちだけですね。
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