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元体操部員が見た、オリンピック男子体操団体決勝戦

11.5代目 有村 康弘時事ネタ 2016.08.09

木の家の価値を伝えたい11.5代目です。

遂に始まったオリンピック!!

競技が朝方行われることが多いので、寝不足の方も多いのではないでしょうか?

今朝、体操男子団体の試合が行われました。



この体操を見るのがかなり好きでして

理由としては、中学生の時に器械体操をしていたからなんですね。

腰を痛めて辞めてしまいましたが、今でも試合を見るのは結構好きです。


私が現役のころは採点方法が10点満点制でした。

今みたいに、DスコアやEスコアがなかった時代です。

難度もE難度までしかたなったのが、今ではG難度まで増えて時代とともに進化しました。

どこまで進化するのかな~と、興味深く見てます。


器械体操の試合って、どう見ればいいか良く分からないと言う人がいらっしゃるのですが

個人的にこういうところを見た方がいいというポイントがあります。


まず器械体操(男子)は、6つの競技からなります。


鉄棒
あん馬
跳馬
つり輪
平行棒

その中で、色々な技を繰り広げて得点を競うのですが

何も知らないと、技の成功か失敗かだけしか良く分からないですよね?!


体操って、技の難易度はもちろんですが美しさ(技の出来)でも比べるので

そういうところを意識してみると、また面白さが違ってきます。


一番分かりやすいのはやっぱりこれ。



どの種目にも必ずついてまわる、【着地】です。

この着地って、ほんと難しいんですよね~

難しい技であればあるほど、態勢を崩しやすくなるので

着地が困難になります。


そんななかでも、今日は日本選手団

着地を綺麗に決めまくってましたよね~


ここでポイントは、ただ着地が成功したかどうかだけではなく

着地までの姿勢&着地後の姿勢を見ると面白いです。

姿勢とは、つま先が伸びているとか膝が曲がってないかなどです。


神は細部に宿るではありませんが、こういう細かいところまで綺麗に見せる選手が

よりメダルを取る可能性が高くなる競技かなと思います。


体操部だった頃は、この姿勢について

いっつも怒られてました(汗)

当時は何でここまでこだわるのかな~って思ってましたけど

同じ宙返りでも姿勢が綺麗な人とそうでない人の差って、かなり違います。



今回の日本選手人の演技は、どれもこの姿勢が素晴らしかったと思います。

器械体操男子は、個人総合に種目別決勝とまだまだ続きますので

もし見る機会があれば、以上の点に注目すると

また違った楽しさが見えてきますのでオススメです^^

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