11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2017.07.04
木の家の価値を、坪単価を気にせず伝えたい11.5代目です。
7月に入ってから、お電話での問い合わせが増えてきてます。
天気が良いと、電話が増える傾向があるのかしらと思ってしまうほど(笑)
そしてなぜか、私が応対する時は最近この質問ばっかりなんです。
【坪単価はいくらですか?!】
住まいずの場合、基本的に坪単価という設定はしていないです。
どんな間取りにするか、どんな材料を使うかで同じ坪数でも
金額が全然変わってくるからなんですね。
そういう理由でいつもお伝えするのは、ご予算をお聞きして
その予算ではこういうお家を建ててきましたよ~的な説明をしています。
しかし!!
こういう説明をしても、意地でも坪単価を聞かれる方が増えている気がします。
【コミコミの坪単価が知りたいんだ!】
【最終的な坪単価はいくらになるの??】
しまいには、こんな感じになってきます。
さらに、何で教えてくれないんだ!みたいな感じで怒る方もいらっしゃいます(汗)。
何でかな~と思って、色々とお話を伺っていると
ちょっとビックリするようなことがあるみたいなんです。
どんなことかと言うと、
契約前の坪単価と契約後の坪単価が全然違うというお話。
ちょっと分かりにくいので、Aさんという方の例え話をします。
Aさんは、30坪くらいの家を建てたかった。
予算は1800万円前後を考えていた。
B社に見学に行って、坪単価50万円と言う説明を受けた。
B社の家を気に入って、金額も予算内だったのでお願いすることにした。
打ち合わせをして間取りが決まった段階でB社と請負契約を結ぶ。
契約以降の打ち合わせで、キッチンやお風呂が入っていないことを伝えられる。
契約解除しようとしたら違約金が設定されていたので断れなくなる。
打ち合わせを進めていざ着工になると、坪単価が60万円くらいになっていた。
そんな経験をしたAさんは、周りの人に最終的な坪単価を聞いたほうがいいというアドバイスをする。
そのアドバイスを受けたBさんは、疑心暗鬼な状態で色々な会社に坪単価を聞いて回る
ここで大切なことが2点あります。
1.坪単価の根拠を調べていない
その坪単価の計算に、何が含まれていて何が含まれていないかを確認していない。
坪50万円なら、それで家が建つだろうと思ってしまっていた。
(住宅会社さんがどういう説明をしたかにもよりますが。。。)
2.契約をするタイミングが早かった
1番と重複しますが、契約に何が含まれていて何が含まれていないかをよく見ずに契約してしまった。
さらに解約すると違約金がかかるのを気にしていなかった。
こういう話を聞いて思うのは、やっぱり坪単価を鵜呑みにしてはいけないということ。
住宅会社によって、坪単価自体の考え方があまりにも違いすぎるので
聞いたとしても参考程度にとどめて、何が含まれているかどうかをきっちり確認するのをオススメします。
久しぶりに、パフェを食べながら思ったことはそんな感じでした♪
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