11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2018.09.02
木の家の価値を、フラット35から伝えたい11.5代目です。
家を建てる時って、よく住宅ローンを利用するのが一般的です。
現金があれば、借りる必要はないのでしょうがほとんどの人が
住宅ローンを借りて建てるのが主流の世の中。
大きくざっくり分けると、銀行ローンとフラット35の二つになります。
今回はその中でも、フラット35についてのお話。
フラット35と言えば、35年間ずっと同じ金利で借りれる住宅ローンで
家の性能次第では、より金利が下がるフラット35Sというものが使えるローン。
そんなフラット35に、こんな制度があるのをご存知でしょうか??
(まだ始まってそんなに時間がたってないです)
フラット35 子育て支援型・地域活性化型
それぞれの概要はこんな感じ。
次のいずれかの場合における補助金交付などの財政的支援
子育て支援型
● 若年子育て世帯が住宅を取得する場合
● 若年子育て世帯と親世帯が同居または近居するために住宅を取得する場合
地域活性化型
● UIJターン を契機として、住宅を取得する場合
● 居住誘導区域 外から居住誘導区域内に移住する際に住宅を取得する場合(コンパクトシティ形成 )
● 空き家バンク に登録されている住宅を取得する場合(空き家活用)
ちょっと言葉が難しいかもしれませんが、簡単にいうと・・・
子育て支援型は、若い子育て世代に支援しますよー
地域活性化型は、地域活性化に繋がりそうな住宅取得世帯を支援しますよー という感じ。
この制度の特殊なところは、どのエリアでもこの制度が使えるわけではなく
地方自治体が採用し、なおかつ採用の仕方で申請のハードルが大きく変わるという点。
例えば、
鹿児島市はこの制度を使えないけど霧島市は使える。
霧島市は子育て支援・地域活性化どちらも申請できるけど
薩摩川内市は地域活性化のUIJターンしか使えない。
さらに、最初はこの制度を採用してなかったけど
今年度から新しく使えるようになっているとか。
現在、該当する地方自治体はコチラでチェックできます。
もし利用できるのであれば、5年間0.25%の優遇が受けれるのと
フラット35Sとの併用もできるので、さらに金利が下がるということで
最初の5年間は-0.5%も差が出てくるのでスゴイとしか言いようがありません。
ただ、ハードル自体はかなり高いので使えるかどうかは
建てるエリアとそのエリアのルール次第です。
もし、フラット35で住宅ローンを検討していて
該当する地方自治体に建築予定の方は、建てられる住宅会社さんに
問い合わせをしてみてくださいねー。