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意外と迷う?!地鎮祭の神主さんへの熨斗袋には何を書くのがいいのかについて

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2019.02.22

木の家の価値を、地鎮祭しながら伝えたい11.5代目です。

工事を始める前に行われる地鎮祭。
このブログでも、何度か地鎮祭関連のネタを書いてきていますが
今回は式そのものではなく、式をしてくれる神主さんに対しての内容です。



土地の神を祭り、工事の無事を祈る祭事である地鎮祭は
神主さん無しでは成立しないのが特徴。

地域や神主さんによりますが、式が終わった後にご祝儀をお渡しするのが通例となっています。
このご祝儀ですが、普通は熨斗袋にお金を入れて渡します。
ただ、この袋に何と書いてお渡しすればいいのか迷う方が結構多いんですよ。

大抵迷われるのはこの三択。
それぞれ解説したいと思います。
(※色々な説があるといわれています)

①玉串料
そもそも「玉串」とは榊(さかき)の枝に紙垂(しで)をつけたものです。
玉串は米、魚、酒、塩などの供物と一緒に奉納します。
玉串は神様にお供えするものという意味もあるので、玉串料と呼ぶようになった。

②初穂料
「初穂」とはその年に初めて収穫されたお米のことです。
初穂、は神様にお供えし感謝の気持ちを表すのですが、お米を作っていない方、作っていても時期がずれると手に入りません。
そこで初穂の代わりとして「お金」が神様にお供えされるようになりました。
また初穂そのものも「神様にお供えするもの」という意味合いが強くなり、神前にお供えする金銭を「初穂料」と呼ぶようになりました。

③御礼
これはもう、言葉そのままですが
地鎮祭だけでなくても、幅広い場面で使うことが出来るので便利ですよね。

という感じで3つご紹介しましたが、住まいずでよくお話ししているのは
玉串料か御礼をオススメしてます。それでも迷う時は御礼ですね~。

このことについて神主さんに聞いたことがあるのですが、すべては神様に捧げるものですので
一番大切なのは捧げる方の想い(気持ち)なんだそうです。



もちろん、神主さんによっては指定する方もいらっしゃるようですので
そこは神主さんを手配される方に聞くか、直接神主さんに問い合わせしてみてもいいかもですね^^