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立場が変われば見え方が変わる?!そのうどんに込められた想い~初午祭~

11.5代目 有村 康弘鹿児島ネタ 2019.02.24

木の家の価値を、初午祭から伝えたい11.5代目です。

今日は霧島市最大のお祭りである、初午祭でございました!



初午祭は雨が降らないというジンクスがあったのですが
今年はおよそ11年ぶり位に雨が降るというアクシデントが?!
そんな中でも、一生懸命踊った方々と小学校関係者のみなさん本当にお疲れ様でした!



そんな初午祭の名物と言えば、地元宮内小学校のうどんバザー。
これを楽しみに毎年来られる方がいるくらい、結構な人気を誇るうどんです。
お祭りの中で食べるうどんが楽しみというのもあるかもしれませんが
こちらのうどんは、ちょっと趣向が変わっています。



団体客以外の一般の方は、小学校の体育館でうどんを食べることになります。
ここでポイントなのが、案内&配膳をしてくれるのは小学校6年生の生徒さん達。
それぞれ2テーブルくらいずつ担当を割り振られて、精一杯接客をしてくれます。

なぜ小学生に接客何かをさせるのか!?
そこには、こんな背景があったんです。
各テーブルに置いてある用紙にはこう書いてあります。

宮内小学校のうどん販売バザーは、昭和25年~26年頃に始まり、今年で68回目となります。
始まったころの日本は、戦後復興と経済成長を成し遂げつつある時期でした。
うどん販売バザーは、子供たち全員を修学旅行へ行かせるために始めたそうです。
最近では、PTAの活動費や卒業アルバム代などの補助を行っています。それで6年生も
毎年うどん販売に参加するようになったそうです。
また、うどん販売バザーに参加することで、6年生は感謝する気持ちと奉仕する心を養うことができます。
1人1人のお客様に対して、『来てくださって、ありがとうございます』と接します。
そんな子供たちの熱心な姿をみて、話しかけてこられる方もたくさんいらっしゃいます。
そのことが、子供たちの思い出になり、自信につながります。ぜひ、いろいろなことを話しかけてください。

毎年、踊る側だったので特にこういうことには全く気が付いていなかったのですが
今回はPTAとして参加したので、よりこの背景がよく理解できました。

いつか我が子たちが6年生になる時は、しっかりうどん販売バザーの応援をしてあげいですね^^