11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2019.03.05
木の家の価値を、転勤しながら伝えたい11.5代目です。
いよいよ3月に入り春らしく梅の花が咲いてくるこの時期。
卒業式もあったりで、1年の中でも移動を伴う変化がある月ですよね。
家づくりにおいても、3月に増えてくる質問が『島転勤』の方から相談。
他の県ではそこまで多くないみたいですが、知らない方のためにお伝えしますと
鹿児島県は奄美大島や屋久島など、離島が多い県なんですね。
人が住んでいる離島の数だけでいうと全国で4位の22個あります。
ところが、市町村数になると22あって全国1位みたいなんです(平成23年4月1日現在)
これが影響してなのか、鹿児島の教職員の方や県庁職員さん警察関係の方などは離島への転勤があります。
さらに自衛隊さんも含めると、少なくない方がこの3月に離島へ旅立つ人が多かったりするわけです。
結構いきなり異動を言われたりするみたいで、バタバタ引っ越し準備をする方も多いです。
ここでポイントになるのは、家づくりを検討していた方が島に行くケース。
このケースに該当する方からは、皆さん同じようなことを言われます。
●●島から戻る時には新しい家にすぐ引っ越したい!●●
もうこれは、家づくりあるあると言っていいくらいよく聞かれます。
もちろん引っ越しのことを考えると、新築を建てる計画があるのであれば
理想は島から戻ってくる時に家が建っていたほうがいいでしょう。
ただ、そこには大切なポイントがあるんですね。
①土地を購入するタイミング
家を建てるためには土地がなければ家は建てられません。
特に土地から探す方の場合は、島に行く前に目星をつけておくか
島に引っ越してから短期決戦で集中して短い期間で決めるかです。
かなりハードルが高いですが、一番大切な部分になります。
島に行っても定期的に連絡を取れる住宅会社や不動産屋の方がいないと
自分たちだけだと結構大変な場合が多いですね。
②住宅会社を決めるタイミング
島から戻るタイミングで家が建っているということは、住宅会社も決めておかないと建てられません。
打ち合わせを頻繁にできるわけではありませんので、出来れば転勤があるのを把握している方は
土地は決めきれなくても、住宅会社はある程度絞ってから転勤されるのをお勧めします。
後はメールのやりとりや、帰省のタイミングで打ち合わせしたり住宅会社の方が島に来たりと
あの手この手で打ち合わせを進める感じですね~。(実は打ち合わせで島に行けるのは嬉しかったりします♪)
③住宅ローンの組み方
土地からローンで組むかどうかがまずポイントです。
現金がある方は特に問題がありませんが、家は決まっていなくても
気に入った土地が見つかって誰かに取られる前に購入したい!という方が問題。
こういう方は、住宅ローンを使って土地だけ先に購入して土地の金額だけ
返済を始めるということも出来たりします。(出来ない金融機関もあり)
土地さえ購入できれば、安心して家づくりの話が進められるので手としてはアリです!
とまあ、簡単にですがまとめてみました。
転勤の話を聞くと、いよいよ新年度が始まる実感がわいてきます。
ご利用は計画的に♪