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鹿児島茶のルーツは都城にあった?!~日本茶専門shop&cafe日向時間~

11.5代目 有村 康弘食べ物ネタ 2019.10.02

木の家の価値を、日向時間から伝えたい11.5代目です。

今日は一日、都城でアテンド。
いやー、それにしても都城おもしろい!
案内しながらこちらが勉強になることばかり。

その中でも面白かったのはこちら。



日本茶専門店 shop&cafeである日向時間さんです。
都城のアテンド王である、がまこう庵の蒲生店主一押しのお店で
日本茶を美味しく飲ませてくれるお店です。



店内はお茶関連の商品はもちろん、カフェスペースもあって
お茶を色々と楽しませてくれます。



ただお茶が出てくるわけではなく、淹れるところから
目の前で披露していただけます。その話が面白い!!

どうやったら美味しく飲めるのか、なぜそんな淹れ方なのか
カップラーメンとは違うとか、まあそんなお話。

お茶って結構敷居が高いイメージですが、それは自分たちが本当に
美味しくお茶を飲む方法を知らなかっただけなんだと痛感させれられマス。

それもそのはず、お茶というのは昔は偉い人しか飲めなかったそうで
今のように広がる前は薬としての位置があったそうなんです。

さらに薩摩藩にお茶が入ってきたのは、この都城が始まりで
鹿児島で有名な知覧茶などよりも歴史が長く、全国でもお茶の生産量が日本4位なのがここ宮崎。
その中でも一番の栽培面積を占めるのが都城市みたいなんです。

都城茶の歴史は古く、さかのぼること250年以上前、当時、都城島津藩の藩医であった「池田貞記翁」は、天下一の茶処であった宇治と都城盆地とが地形、地味、風土とも酷似していることに注目。自ら宇治に赴いて製茶技術を習得し、以来、都城に茶の栽培を広めたそうなんです。この池田貞記翁の記念碑がある神柱神社では、毎年10月1日にお茶関係の方が一堂に集まって献茶祭というものが開催されているそうなんです。

お茶が美味しいのは勿論ですが、こうやってわが町の歴史を
さらっと語れる方がいるお店はとっても素敵ですね♪

都城に行かれる際は、こういうお茶と話を聞いて
休憩されるのもありですよ~♪

坂元さん、ありがとうございました^^

<お店データ>
日本茶専門店  shop&cafe 日向時間
都城市南鷹尾町3-4
TEL.0986-77-6943
10:00~19:00
定休/火曜日(祝日の場合は翌日)