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鹿児島の7割の都市が消滅する?!消滅可能性都市のお話

11代目 有村 健弘11代目の統計ネタ 2020.01.19

霧島市のポップスターを目指す11代目です。

今年は年の最初のブログから

人口減少の話など取り上げていますが、

こちらの消滅可能性都市についても書いてみたいと思います。

そもそも消滅可能性都市とは何かというところで、

「2010年から2040年にかけて、20 ~39歳の若年女性人口が 5 割以下に減少する市区町村」

が厳密な意味になります。

女性が減るということは子供が生まれないということになるので、

確かに都市としては消滅の可能性が高くなるということになるのでしょう。

この表でいけば何と全国の半分の自治体が消滅可能性都市になる可能性が高いという結果が出ています。

大都市は大丈夫のようですが、

東北の街が軒並み厳しくなっているのが印象的でした。

鹿児島も薩摩、大隅半島が色付けがされていますね。

こちは更に分かりやすくしている表ですが、

鹿児島県は70%もの自治体が消滅可能性都市になる(しかも九州で断トツトップ)

というデータが出ています。

何で鹿児島がこんなに高いのかというと

東京への一極集中のデータにもある通り、

高校・大学を卒業してから都市圏に就職してそのまま戻って来ないという現実があるからです。

この前も教育委員会の方から若い人が霧島に将来戻って来て

働きたいと思ってもらえるように話をしてもらえないかなという依頼もあるぐらい

事態は深刻なようです。

霧島市は消滅可能性都市の対象にはなっていないですが、

若い人が帰って来ない現状は一緒なので、少しでもそこを食い止められるように

出来ることからやっていこうと思います。