11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2020.06.29
木の家の価値を、地縄作業しながら伝えたい11.5代目です。
家づくりは色々な工程があって、数か月にわたって工事をして
完成にこぎつける長期戦のものづくりです。
そんな数ある工程の中でも、一番最初に土地を触るのがこちら。
そう、建築予定地にお家の間取りに合わせて縄を張っていく地縄です。
これをすることで、土地に対してどんな感じで家が建つか分かりやすくなります。
ただ、この地縄をした状態を始めて見た時に
100人中115人以上の方が言われることがあります。
それは・・・
「思ったより狭い!!」
ええ、この言葉を何度聞いたことか・・・
家が建ってみると間違いなく狭いとは思われないのですが
どうしても立体的にならない縄だけの感じだと狭く感じてしまうんですよね~。
平屋ならまだしも、2階建てならより狭く感じやすいです。
まあ、家が建ってしまえばこの地縄の時のことを忘れてしまいますので
特に問題はないと思うのですが、このタイミングでお勧めしたいことがあります。
それは、マイカーで敷地に駐車をしてほしいということ。
土地によっては造成が必要で、敷地内に駐車できないというかたもいらっしゃると思いますが
敷地内に車を入れても大丈夫な方は、ぜひこれを試して欲しいです。
車を停めたら、車から降りて地縄に沿って家の周りや内部を歩き回るのをオススメします。
図面だけで見ていた我が家が、実際にどんな感じなのかがイメージしやすくなると思うんですね。
建ってしまえばそれまでですが、この段階だからこそできることなので
地縄を見ながらお家のイメージを膨らませるのもまた楽しい時間♪
我が家を建てる時も、そんなことをやってたな~と
パンを食べながら思ったのはそんな感じでした。
Kちゃん、出産ふぁいてぃん!!