11.5代目 有村 康弘韓流 2020.12.30
木の家の価値を、梨泰院クラス見ながら伝えたい11.5代目です。
今日は、韓国ドラマの梨泰院クラス第2話のレビューをお届けします。
前回の第1話は、壮絶なラストで終わりましたが
今回も前半はかなり波乱な感じ。ほんと、つらい人生のパクセロイ。
まあ、この経験が後ほど活きてくるのですが・・・
今回の第2話からお伝えしたいのはこちら。
この字幕に出ている、権利金と言うワード。
日本ではあまり聞きなれないというか、韓国独独の文化なんですよこれ。
韓国において、テナントを借りる時はこんな感じお金がいります。
権利金
保証金
家賃
家賃は日本と同じなので説明は割愛します。
保証金は、日本でいう敷金に似たところ。
これは例外を除いて100%返ってきます。
そして、この権利金なのですがこれがまた本当に曖昧なものなんです。
韓国でいう「権利金」とは、店舗を賃貸する場合、前に入居していたテナントに支払う一種の営業権みたいなもの。もともとは同じ業種の店がそのまま入る場合に支払う「のれん代」のようなものだったのが、いつからか人気のある商圏では、業種に関係なくこの権利金を払わされるようになったようです。例えば焼肉店だった店舗で、居酒屋をやろうが美容院をやろうが権利金を支払わなければならないなど。。。
ポイントは、相場的なものはあるにはありますが権利金の金額があってないようなものだという点。
交渉しないといくらでも払わないといけないですし、出ていくときに自分たちが権利金をもらえるという保証もありません。
だから、この権利金自体が最近はないところも増えてきているとか?!
一時期は、ビルのオーナーが自分たちで出店してその場所の価値を宣伝広告費などを過剰に使って高めて
権利金を高く支払ってもらえるようにして、権利金ビジネスをする人たちもいたりと、ほんと特殊な仕組みです。
韓国に住んでいた時も、この権利金のことを聞いたことがあったのですが
当時はよく分からなかったものの、いま改めて聞くとかなり特殊なものだなと実感しますね。
人気のエリアであればあるほど、この権利金は高くなっていくので
韓国で店舗展開を考えている方は、このあたりを気を付けないといけません。
ちなみに、韓国でパン屋の多店舗展開した日本人の方が書いたブログがあるので
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいませ^^
ちなみに、出所シーンで親分に子分が「豆腐がいりますか?」というセリフを聞いて
ピンときた方は、私のブログの愛読者だと思います笑