11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2021.06.28
木の家の価値を、自分の山の木を眺めながら伝えたい11.5代目です。
この日は、お家のお引渡し。
始まりがあれば終わりもあるということで
お引渡しは私たち住宅会社にとっては
一つの節目なわけです。
どのお家にもそれぞれドラマがあって
それが走馬灯のように蘇ってくるのですが
今回はまた一段と感慨深いお引渡しでした。
その理由はこちら
そうなんです。
自分の山の木を使って建てたお家だったので
普段の家づくりよりも関わる関係者が多く
お引渡しにも山の木を提供していただいた
親御さんたちも参加していただき、身の引き締まる思いでした。
(体は引き締まっていないですが・・・(笑))
山の木を使う場合は、工程も長くなります。
基本的には地鎮祭から工事が始まりますが
山の木を使い場合は、その前に伐採式という式典をして
製材して乾燥するなどの工程が加わります。
どんな思いで山の木を植えたのか
どんな気持ちで山の木を育ててきたのか
どんな願いで山の木を託したのか・・・
色々と考えると、私も胸にぐっとくるものがあります。
家づくりをきっかけに、家族の絆が深まったと言われた時に
改めて、家づくりは絆づくりだな~と実感したんです。
でも、一番うれしかったのは・・・
「打ち合わせとか楽しかったのですが、自分たち以上にスタッフが家づくりを
楽しんでいる姿を見れたのがとっても嬉しかった」という言葉。
家づくりはもちろん楽しみながらするほうがいいと思いますが
作り手である私たちも、ある意味お客様以上に家づくりに没頭します。
そういう姿勢を見ていてくださり、とーーってもありがたかったです^^
Sさん、引き渡し本当におめでとうございました!
ご親族の皆様も、私のブログをいつも読んでくださり感謝でした。
またお伺いするのを、楽しみにしていますね♪
帰り道、絶品中華カレーを食べたのは絶対にナイショです。