おばま工務店公式サイト

70年前に植えたヒノキ

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2015.05.24

田舎町の隠れた名店を探したい11.5代目です。

運動会日和だった本日。



霧島の山奥で、伐採式が執り行われました。



植えたのは、お施主様のおじいちゃん。

今年で94歳になるというおじいちゃんが、独身時代に植えたヒノキでした。

当日は、戦後間もないころで色々な人が山に

木を植えて育てていた時代です。



おじいちゃんの想いとしては、自分が使うために植えたのではなく

子や孫のために植えたということでした。こういう想いは大切にしたいですよね!


そんな大切なヒノキを今回使わせていただくわけですが

伐採する前に、お祓いをします。



山の仕事になるわけですから、事故や怪我がないようにお祈りします。



そしていよいよ、伐採開始!



倒す方向を計算して、慎重に切っていきます。



「バキバキッ」という音を立てて、倒れていきます。



不思議なことに、ヒノキだったせいなのか

辺り一面に、木の香りが広がっていきます。



せっかくのヒノキですから、どこに使えるか楽しみです♪

子から孫、そして孫から曾孫へと引き継がれる木。

家づくりは、絆づくりだな~と改めて実感した11.5代目でした。