11.5代目 有村 康弘お仕事について 2015.07.22
本物の木の家の価値を伝えたい11.5代目です。
Facebookで好評だった、このベンチ
実は、このデザインをしたのは当時18歳だった女の子。
こういう豊かな発想を、今後も育てていって欲しいですね^^
ということで、質問が多かった
『自分の山の木で建てる家』の流れを紹介したいと思います。
まずは、伐採した木を山から運び出します。
本数が多いと、こういうトレーラーを使って製材所に運び込みこむことがあります。
原木のままでは、家の材料に使えないので
設計図に合わせて、まずは製材をします。
このまま、木と木を密着させておくと
うまく乾燥できないので、桟切りと言って隙間を作る作業をします。
そして、乾燥釜へGO!!
(写真は桧の柱材です)
その時の木の状態や、天候・湿度などをみて
調整しながら2~3週間かけて乾燥させていきます。
ここが腕の見せ所なんですね~
山によっては、こういった板木が取れることがあるので
お客様のリクエストに合わせて、テーブルやテレビボードに加工していきます♪
乾燥が終われば、プレカット工場に運ばれて行って
構造を組むために、加工されます。
加工が終わって、現場に運んで組み立てていきます。
山によっては、杉や桧以外にも
センダンやイチョウなど家具などに使える木もあるので
しっかりと事前にチェックしないと勿体ないです。
そこは、同行して一緒に確認させていただきますのでご安心を♪
より詳しい流れは、コチラから!
山の木をお持ちの方は、ぜひ家に使ってみてくださいね^^