11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2015.09.15
木の家の価値を伝えたい11.5代目です。
前回の続きです。
自分の山の木をつかうリノベーション その④
自分の山の木を使った、リノベーション住宅!!
今回は、家の内部の施工状況をお届けします。
どんどん大工工事が進んでいます。
今回はその大工工事の中でも、花形作業の一つである階段加工のご紹介。
昔は、階段を作れるようになったら1人前と言われた階段加工。
今では現場で加工しなくてもいいように、プレカットや新建材が増えてきました。
そのせいで、階段加工ができる大工さん自体が減っていると言われています。
住まいずの場合は、現場の手加工で作るので
本当に大工さんの腕が問われます。
少しずれただけで、上り下りしにく階段になっちゃいますからね!
親方が仕上げた親板を、弟子が取り付けていきます。
階段を作れる大工さんが減ったという事は
階段造りを教えることが出来る大工さんが減ったという事。
こういった、技術の伝承も減っているんですよね~
あと10年もすれば、日本の大工人口は激減して
こういう技術も失われてしまうのが現状なんです。
日本のお家芸でもある、大工さんの技術。
そんな大工さんの技術を守るためには、腕が振るえるような
こだわった家づくりを、住宅会社がしていくことが一番です。
神経を使って作っている階段というだけあって
上り下りのしやすさは、格別です^^
ちなみに、木の階段ですけど
11.5代目が乗っても壊れないのは当然です(笑)