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職人の技が光る床張り~考えながら張ってます~

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2016.05.12

木の家の価値を伝えたい11.5代目です。

今日の現場から



現場では、まさに床張りの真っ最中。

工程の中でも、結構早い段階で床は張っていきます。

床がないと仕事にならないからってのもありますね。



張り終わったら、その上から乗っても大丈夫なように

養生という作業をしていきます。



作業中に傷がつかないようにという配慮なんです!

床を張って、その上に土足では上がれないですしね~


ただ、見た目は簡単そうに見えるかもしれませんが

これをどう張るかで仕上がりが全然違ってくるんです。



こういう斜めになるところなんて、キレイに張るのは

まさに熟練の技術の賜物!!


杉材の床を張っていくのですが、杉には赤い部分と白い部分があるんです。

これを何も考えずに張っていくと、仕上がりが雑に見えてしまいます。

だからキレイに見せるために、これを赤と白交互に張ることで

木の美しさを際立たせる効果があるんです。



こういうところが、大工さんの腕の見せ所。

木のことを熟知している大工さんだからこそ、どうやったほうが

より美しく見えるかというのをよくわかってるんですよね~。


家を見るポイントって、人によって様々ですが

こういう細かいところをチェックしてみるのも

また新しい発見があるかもですよ^^


他にも色々と木を使った例があるので

木になる方はコチラからどうぞ~

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