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3世代に渡り想いが繋がる山~自分の山の木で家を建てる~

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2016.05.21

木の家の価値を伝えたい11.5代目です。

今日は朝から山へGO!!



お施主様の曾祖父さんが植えた山の木。

樹齢80年以上の杉やヒノキが植えてあります。



お施主様のご両親が、いつも山の手入れをしていたそうで

間伐もしっかりされており、そのお陰で木がスクスク育ったんでしょうね~

お陰で、大黒柱候補の杉はとんでもない大きさ!!

山を大事にされてたのがよく分かります。


一般的に、樹齢を重ねれば木の価格は上がると言われますが

実際はそうではありません。

樹齢の長い木であっても、腐れていたり傷がついていたりと

実際に使えるかどうかは分からないわけです。


ここは、木に巻きついたツタを払ったり

竹が伸びてきたら切ったりなどの手入れを

どこまでしたかで山の木の本当の価値は決まります。


しかし、ほとんどの山は手入れされていないのが現実。

勿論手入れされていないからと言って使えない訳ではないですが

手入れされた山の方が、使える木の量が多いのはよくある話。


今回は、先祖代々手入れされてきているようで

立派な木がしっかりと残っていました。



ご両親は、いつも夫婦で山に来て

老後の楽しみとして山の手入れをされていたそうです。


なぜ、山の手入れをしていたのか?!

ご先祖様が植えてくれた木だからというのもありますが

いつか、次の世代の人たちが使ってくれるだろうという「想い」がそこにはあるんです。


その想いを無駄にしないためにも

しっかりと使っていきますからね!

A様、よろしくお願いします^^


ちなみに、樹齢80年の杉の大きさはこんな感じ。

伝わってますか?!

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