11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2016.06.25
木の家の価値を伝えたい11.5代目です。
最近、あまりにもふすま食パンにはまってしまい
朝・昼・晩と、まさかの1日オールふすま食パンを達成しました!
という話はどうでもいいですよね。
そんな話はさておき
週末の住宅会社は賑やかです。
お休みの方が多いので、来客が多いんですよね。
そんなお客様に3連続で聞かれた質問があります。
(それぞれ違うお客様です)
それは、家の金額提示をしている時の話。
「その金額には、キッチンとかお風呂も付いているんですか?」
全く同じ質問を、3組の方から頂きました。
連続で聞かれるとちょっとびっくりなんですが
それ以上に、質問の内容に驚きました。
そもそも、家の金額ってすごく分かりにくいんです。
例えばこの家が2000万円としましょう。
普通、この家は2000万円ですって聞いたら
2000万円で建つと思いますよね?!
ところが、そうはいかないんです。
合併浄化槽は別
水道引き込み費は別
消費税は別
照明・カーテンは別
外構工事は別 などなど。
大抵は、こういった感じで
完全にその通りに建てるためには、+αされることが多い。
なぜなら、ここには「本体工事」と呼ばれる考え方があるからなんですね。
簡単に言うと、家という箱だけを作る工事を「本体工事」と言いますが
これだけだとただの箱なんです。
水が出ない、照明がない、水も出ないなどなど。
なので、その他にも必要な本体工事以外の工事を
「付帯工事」といいます。(会社によって呼称の差がアリ)
この二つが揃って、初めて家の金額が分かってくるわけですが
ここで問題が生じます。
会社によって、この本体工事と付帯工事の分け方が違うんです。
A社は、本体工事にキッチンとお風呂やトイレも入っている。
B社は、全く入っていない。
こういう差があるので、冒頭でもお話したとおり
「キッチンやお風呂は金額に入っているんですか?」と言われるわけです。
何でこういう事になるかと言うと、住宅業界的に
金額の表示方法にルールが何もないからなんですね。
ある意味、その会社さん独自のルール次第になるわけです。
ということは、家の金額を比べる時は
しっかりと何から何まで含まれた金額なのかを把握しないと
比べる意味がなくなってしまうということなんですね。
基準となるルールでもあればいいのですが
住宅会社によって家づくりに対する考え方や
家の作り方自体も違うので、ここを統一するのは難しそうですね。
いちおう、坪単価というものがありますが
ここでは長くなるので、気になる方はこちらを読んでみてください~
坪単価は本当にムズカシイ
坪単価のムズカシサ 特別編
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