11.5代目 有村 康弘家づくりについて鹿児島ネタ 2016.07.15
木の家を価値を伝えたい11.5代目です。
今日は、姶良地区木材事業協同組合の創立50周年式典に参加。
姶良地区の木材事業に携わる方々が勢ぞろい!!
製材所や森林組合さんや官公庁の方々などなど。
木の家を建てるためには、木材がないと建てられません。
まあ、当たり前と言えば当たり前なのですが
それより当たり前だったことは、家を建てる時は地元の木を使っていたということ。
輸送技術が発達する前は、それぞれの地域に山を伐採する山師さんや
切ってきた木を製材する製材所がたくさんありました。
とろこが、所謂輸入材の増加により国産材の価格が大きく下落して
山師さんや製材所の仕事がなくなってしまったんです。
金額的には、最盛期の4分の1程度まで下がっているようです。
地域材に対する需要が減少していき、どんどん産業人口も減っていきました。
姶良地域にも何十社とあった製材所も、今は数えるほどしかありません。
それだけ地域材に対する需要が激減したんですね。
そんな激動の時代を、かごしま材を広めるため努力してきた組織の50周年。
功労者に感謝状を渡す式典でした。
祖父の時代からお世話になっている組合で、大先輩もたくさんいらっしゃいます。
一人ひとりお話をしていただいたのですが、心に残ったお話がこれ。
「自分たちは木材事業をしてきたが、木材だけではなく地域を盛り上げるために頑張ってきた。
これからもかごしま材は勿論のこと、地域を盛り上げるために頑張ってくれ!」
先人たちは、自分たちの事業を自己の利益の為ではなく
地域発展の為に頑張ってきたんです。
特に木材については、植えてから育つまで40年~50年もかかる一大事業。
世の為、人の為という動機がなければ根気よく続けられるものではありません。
今回の式典を通じて、今一度かごしま材に対する考えが認識できました。
同じ家を建てるなら、地域材であるかごしま材を使って
地域に貢献していきたい!!!
大先輩方、ありがとうございました^^
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