11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2016.07.26
木の家の価値を伝えたい11.5代目です。
串に刺してお肉を焼くって、素敵です。
豪快に肉の塊を焼くのもいいけど、こうやって少しづつ食べるのもイイ!
まあ今日のブログとは全く関係ないですが。。。
(塚ちゃん写真あざーす!)
先日書いたブログ記事。
本当に分かりにくい、家の金額 ~本体工事と付帯工事~
色々と反響をいただきましたが
やっぱり家の金額って、みなさん興味があるんですね~
ということで今回は、同じ坪数でも家の形で金額が変わりますよという内容。
ここに2つの同じ面積の平屋があるとします。(実測ではありません)
一つ目は、正方形で縦・横ともに10mで、面積は100㎡
二つ目は、長方形で、縦が5mで、横が20mの面積は100㎡
同じ面積だから、家の金額も同じだろうと思われますか??
坪単価なんてものがあるから、単純に大きさに金額も比例するんでしょ
みたいな意見がおおいと思います。
ここで問題です。
この同じ家の、外周の長さの合計を比べ見ましょう。
まずは、正方形から。
縦・横ともに10mなわけですから
10+10+10+10=40m
長方形のほうは
20+5+20+5=50m
あれれ??
同じ面積なのに、長さが違う!!
ということは外壁の金額が変わってくるってことなんです。
試しに、外壁の面積を計算してみましょう。(高さ5mとして)
正方形の場合
10×5×4(面)=200㎡
長方形の場合
20×5×2(面)+5×5×2(面)=250㎡
形が違うだけで、50㎡も差が出てくるんです!!
もちろん土地の形状によっては、家の形に制限で出てくるので調整は難しいですが
正方形に近いほうが、家の金額も比較的安くなりやすいということなんです。
一概に、正方形の家がいいとも言えませんが
凹凸が多い奇抜な形にすると、金額は上がる可能性があります。
ということは、単純に面積だけの問題ではないってことなんですよね。
結論から言うと、好みや土地の問題もありますが
シンプルな形が一番いいのではと思いますよ♪
※使う材料や仕上げ方法でも変わってきますので、ご注意ください