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シロアリ被害を防ぐために、私達でも出来ること

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2016.11.17

木の家の価値を伝えたい11.5代目です。

家を建てた後って、車と同じで定期的なお手入れが必要です。
いわゆるメンテナンスをどれだけするかで、家の持ち自体も変わってくるんですね~。

そんなところで、今日は業者さんをお呼びして
スタッフでシロアリ勉強会を開催してもらいました。



住まいずのしろあり対策としては、基礎パッキング工法を採用しています。



シロアリは、湿気が溜まっているところが大好きなので
一番の対策は換気をしてあげること。そうするとシロアリが来にくくなるんですね。



なので、家づくりもシリアリのことを考えて
施工していけないといけないわけです。

どういう施工をすれば、よりシロアリ対策に有効なのかを
全国の実例を通して勉強させてもらいました。



実際に被害が出た例などを見て、あまりの凄さに頭をかかえるM尾さん。
この基礎パッキン工法を使えば、ほとんどシロアリの被害は出ないのですが
それでも100%出ない訳ではないので、逆にどうして被害が出たのか共有してもらっています。

ここでポイントなのが、施工だけをしっかりすれば大丈夫という訳ではなくて
住まわれた方が、しっかりと維持管理をしていくのも同じくらい大切だということ。

大切なことは、シロアリが好む環境を作らないこと。
好まない環境=しっかりと換気されてる状態。

特に気を付けて欲しいのは、ウッドデッキの下部と外壁に立て掛ける荷物など。

ウッドデッキの下部に、段ボールや木片など
湿気を含みやすいものを山積みしておくと、そこから来るパターンもあります。

さらに、外壁付近に荷物を置いておくと換気がうまく出来ずに
基礎の中に湿気が溜まる要因になってしまいます。

こういうところは、シロアリ点検をする時に注意喚起をするのですが
少しの間だけ置いとくつもりだった~というパターンもあったりするので
油断するとすぐにシロアリがやってきてしまいます。

なので、今日お伝えしたいことは2点。

1.ウッドデッキの下部には極力水分を含みそうなものは放置しない

2.外壁の通気口を荷物でふさいだり、木片や段ボールなど
  水分を含む可能性があるものを立て掛けておかない

九州は他の地域よりも、シロアリの被害発生件数が多いので
特に注意した方がいいと思われます。

気になった方は、ぜひ確認してみてくださいね!!

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