11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2017.08.31
木の家の価値を、定期講習受けながら伝えたい11.5代目です。
一応、建築士な11.5代目ですが先日
建築士の定期講習に行ってきました!
朝から晩まで講義を聞いて、最後にテストを受けて終了。
そんなことをFacebookに投稿したところ、何人かの方に
「なぜ建築士は定期講習を受けないといけないのか?」という感じの質問が来ましたので
知っている範囲でお答えしたいと思います。
平成20年に施行された改正建築士法という法律で、建築士事務所に所属する建築士は
原則3年以内ごとに定期講習を受ける必要があるとされています。
ようは、それ以前は無かったというのがポイント♪
この背景には、こういう事件がありました。
構造計算書偽造問題(wikipediaより)
とある建築士が構造計算書を偽造していたという問題。
これは当時、連日連夜メディアで議論されまして
当時学生だった私もよ~く覚えている事件です。
この事件の影響で、建築建設業界に対する不信感が増大し
建築士に対する教育が必要となったのが背景みたいです。
建築はお客様や利用者の命に関わる仕事なので
厳しくなるのは当然と言えば当然なんですよね。
さらに、建築基準法自体もよく変わるので
絶えず新しい情報にアップデートしていかないと
時代の波に取り残されるってこともあります。
内容は本当に硬い真面目な内容ですが
受験当時は分からなかったことでも、今聞くことでより理解を深められることもあるので
これはこれで有りがたい機会なのかなと思ったり。
まあ、お昼ご飯が楽しみという裏事情があるのはナイショですが(笑)
(田中カレーのナスメンチカツカレー)
受けるのはいいのですが、最後の試験が問題。
これに合格しなければ、また受け直しになってしまいます。
どうか無事に合格していますように・・・・(切実)