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地元の人にもあまり知られていなかった?!西郷どん第17回「西郷入水」

11.5代目 有村 康弘西郷どんネタ 2018.05.07

木の家の価値を、西郷どん見ながら伝えたい11.5代目です。

いよいよ島流しにされる島編前の最後の放送回。
以前からの予告や番組PR動画などにも出てきた入水シーンの登場。
西郷どん公式twitterより)



斉彬を失い、幕府に追われる身になった二人は命からがら
故郷である薩摩に帰ってきても、結局は受け入れてもらえず。。。。
自分から命を絶つとは、本当に当時の状況に絶望していたんだと思います。

偉大な偉人である西郷さんが、まさかこんな入水自殺をしていたなんて
実は私あんまり知らなかったです(汗)。どちらかと言うと、勇敢な逸話ばかりを聞いていたので
そういう弱い部分があるというイメージが全然ありませんでした。

周りの知人友人に聞いても、知っている人はあまり多くなく
地元の鹿児島県民でも、意外と知られていなかったことだったようです。

1人ではなく一緒に心中しようとしたというのも驚きで
それだけこの二人の結びつきが強かったんでしょうね。

入水後は西郷さんだけ生き残りますのが、この時のことをすごく悔やんでいるようで
月照の17回忌に西郷さんが詠んだ詩がありました。

相約して淵に投ず後先無し
豈図らんや波上再生の縁
頭を回らせば十有余年の夢
空しく幽明を隔てて墓前に哭す

意味としては
「互いに約束して海に身を投げたのは二人同時だった。思いもかけないことに自分だけが息を吹き返してしまった。思いを巡らせると(月照が死んでから)この十数年のことが夢のようだ。今はむなしくこの世とあの世に隔てられてしまい墓の前に慟哭するだけなのだ……」という感じだそうです。

時間が経過してもなお、当時のことで心を痛めているというのは
相当ショックが大きかったのだと思います。
このドラマに出会う前までは、こういう人間味のある西郷像を
知らなかったので、県民としてもありがたい限りですね♪

次回からは、島編が始まるので
どのような流れになっていくのか、楽しみでゴワス!!