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すり直しで蘇る?!お爺様の想いを受け継ぐ木材たち

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2018.10.04

木の家の価値を、すり直ししながら伝えたい11.5代目です。

今週末も台風が来そうなので、ちょっと恐怖でガタガタブルブルな状態。
どうか思いっきり逸れるか、無くなってしまいますように・・・・

ということを思いながら、今日はこんなブログ。

住まいずでは、自分の山の木をお持ちの方は
その山の木を切って、家の材料に使うという家づくりを展開しています。
自分の山の木で家を建てる詳細はコチラから。

その派生バージョンというか、山を持っていなくても
材料を持っていれば、その材料を使って建てるのもやってます。



こちらは、お施主様のお爺様が8年前に製材して
ずっと自然乾燥させてきた木材たち。
保存状態もよかったのでバッチリ乾燥されており
しっかりと家に使えそうな木材ばかり♪



色々なサイズの木材があるので、家のどこにどの材料を使うのか
吟味しながら選んでいきます。想像力が試されるところですね。



中には乾燥の過程で、反りや曲がりが出た木材もあるのですが
すり直しと言って、削る作業を通して磨きなおす作業が必要になります。



この木材たちが、現場に入るときにどんな姿になっているのか?!
作り手としてもすごく楽しみだったりします^^



もちろん、木の状態次第では使える使えないも出てきますので
全ての保管してある木材が使えるとは限りませんが
こういう状態で残っている木材は大抵、子や孫などの次世代の人に
使って欲しいという想いが込められています。

それを少しでも形に出来るお手伝いが出来るのって、尊いお仕事だなって思います。

木材をお持ちの方で、家に使えるかどうか分からない方はお気軽にご連絡ください^^
残した方の想いを引き継ぐお手伝いが出来れば幸いです!