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建築士は3年に一度講習を受けるってホント?!

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2020.08.28

木の家の価値を、定期講習受けながら伝えたい11.5代目です。

実は意外と知られていないのですが、私11.5代目は建築士でございます。
建築士って工業系の高校や、建築学科を卒業しないとならないイメージがあるんですよね。

実はそういう関係がなくても、7年の実務経験があれば受けれるんです!(今はちょっと違いますが)
心理学科を卒業した私にとって、建築士の試験はちんぷんかんぷんでしたが頑張れば何とかなるもんです♪

ただ、建築士ってなれば終わりというわけではりません。
建築士であることを維持するためには、定期的に講習を受けることが義務付けられています。

というわけで、この日は一日缶詰でございました。
1日中講義があって、さらに最後には試験もあります。
この試験に落ちてしまうと・・・・・
考えるだけでぞっとします泣

ただこの定期講習、昔からあったわけじゃないんです。
平成20年11月施行の改正建築士法から始まったので、まだ10年そこそこしか経っていないんですよ。

じゃあ、何でそんな講習が始まったかですって?!
それは2005年に起こったマンションの耐震偽装事件がきっかけと言われています。
建築の最新技術や法令を学ぶ機会であり、モラル向上も兼ねている感じです。

講習は生講義もあるのですが、私が受けたのは動画での講義。
動画だと眠くなると思われるかもしれませんが、最後に試験があるので気が抜けないのもポイント。
勉強になることも多々あるので、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

受けるたびに内容も変わってきていますし、今回特に思ったのは
空き家対策だったりSDGsにも触れていたりと、時代の流れに合わせて
建築士に求められる内容が増えているということ。

日々勉強ですね~

休憩時間にハンバーガー食べながら思ったのは
おおむねそんなところでした。