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気になる人はきっと気になる2世帯住宅の3つのタイプ

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2020.09.13

木の家の価値を、二世帯住宅から伝えたい11.5代目です。

今週末は二世帯住宅の見学会でございました。



見学会でお会いする方に結構言われたのが

「ちゃんと仕事してるんですね」

というお言葉。
ええ、いつも食べてばっかりですが仕事もしていますよ(笑)

今回の見学会はやはりというか、2世帯住宅をご検討されている方が
通常の見学会の11.5倍くらい多かった気がします。

ここで2世帯住宅のちょっとしたお話ができればと思います。
実はこの住宅、大きく分けて3種類あるのをご存知でしょうか?!

(1)完全同居型
(2)部分共用型
(3)完全分離型

え?こんなに種類があるの??と思われる方もいらっしゃいましたが
やはりこの3つを知らないと、2世帯住宅は語れないと言われているとか?!

まずは、(1)完全同居型について。

これは簡単に言うと一般の戸建て住宅に
ご両親のお部屋も作るという感じ。
お風呂やトイレ、洗面などすべて共有で使う作り方。

メリットとしては、やはり建築費が抑えられるという点と
将来的に1世帯になった時にも対応しやすいというところ。

デメリットは、プライバシーの確保が難しいところです。

昔はこういう完全同居型の住宅が多かったそうです。
そして次は、(2)部分共用型

玄関は一緒に利用するが、それぞれの住居空間は独立させるが
お風呂やキッチン、トイレなどの設備は共用にするパターン。
今回のお宅は、こちらの部分共有型でございました。

メリットとしては、完全分離型よりは建築費が抑えられるという点と
他世帯とのほどよい距離感を維持できるところ。

デメリットとしては、完全分離型よりはプライバシーが確保しずらい点。

そして最後にお話しするのが、(3)完全分離型

これはイメージしやすいと思います。
建物は同じ建物でも、玄関も別でお互い行き来しない造りで
2階建てだと1階が親世帯、2階が子世帯など完全に分離させる造りです。

メリットとしては、プライベートがお互い確保しやすい点と光熱費なども
分けやすく将来的に空いた世帯を賃貸で貸せたり出来る点。

デメリットは、かなり建築費が上がるので負担が大きくなる点。

という感じになっています。
まとまめると、建築費用とプライベートをどうするかがポイントになるでしょうね。

コロナの影響で、2世帯住宅に対する需要が出てきつつありますので
どのように計画していくか、それぞれの世帯同士でいいお話し合いが出来るといいですね~

Kさん、今回は色々とお気遣いありがとうございました^^