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全ては子や孫の世代の為に!自分の山の木で家を建てる家づくり

11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2020.09.22

木の家の価値を、自分の山の木を切りながら伝えたい11.5代目です。

今日は、山からのスタート!

朝から山で登山でも行ったの~?と思われるかもしれませんが
これもちゃんとお仕事なんですよ♪

それは、こちらの内容に関することでございました。

自分の山の木で家を建てる

そうなんです。
この山は、お施主様のおじいさまが植えた山なんです。
ちなみに、山の木って植えてから何年くらいしないと家の材料に使えないかご存知ですか?!

正解は・・・・

30年から50年以上と言われています。(生息環境による)

ということは、植えた人というのは長い間待たないといけない木を
自分の為に植えたんでしょうか?ということなんです。

このブログでも何回か触れていますが、間違いなく植えた方というのは
子や孫の世代に使って欲しくて植えているんですね。これが昔は当たり前のことでした。

ところが戦後、輸送技術の発達により地元の山の木ではなく
県外や海外の木を使って家づくりをするのが主流になったんですね。時代の流れです。

でも、植えた人のことを考えたらどうでしょうか?
もちろんご存命でない方が多いので直接聞くことはできませんが胸中複雑かもしれません。

有村家は先祖代々、そんな伐採に携わってきた家系でして
小さい頃からそういう話を聞いてきました。
山の木を植えた人の想いを知っているからこそ、自分の山の木で家を建てる建築をやっています。

今回は、そんな山のことをお話して木を伐る伐採式。
会長自ら、自分の経験をもとに山のことをお話してくれます。
私も何回か聞きますが、本当に胸が熱くなりますね。

そして、しっかりお清めをしてから伐採を始めます。
ただその前に、シャッターチャンスが多々あったことをご報告しておきます(笑)

切ってしまったら撮りたくても撮れないので貴重な瞬間です。

そしていざ伐採です!
今回は道路の目の前だったので、道路側に倒れてこないように
しっかりと掴んで見事に倒木。

その世紀の瞬間は、インスタでもご覧いただけますので
こちらをチェックしてみてください!

倒した後は、年輪を数えて樹齢の確認をします。
数えてみたら50歳くらいでした。
おじいさまが50年前に植えた木が、今回家づくりに使われるわけです。
ほんと感慨深いものがありますよね。

今回の材料を家のどこに使うのか
ここからは工務店として腕の見せ所でもあります。
どんなお家になるのか、お楽しみに~♪

sさん、本日はおめでとうございました。
お心遣いも本当に感謝です^^
今後とも、よろしくお願いします!