11.5代目 有村 康弘家づくりについて 2022.01.15
木の家の価値を、確定申告しながら伝えたい11.5代目です。
お正月休みが終わり、成人式などのを含む3連休も過ぎ去り
今週からいよいよ本格的なスタートな時期になっている人も多いのでは?!
毎年この時期は、前年にお引き渡しをしたお客様の確定申告のお手伝いをよくしています。
何で確定申告をするかですって??
住宅ローンを使って家を建てた場合、住宅ローン控除を受けることができます。
この住宅ローン控除の資格は、確定申告をしないともらえない決まりになっています。
そもそも、住宅ローン控除とは・・・
住宅ローン減税制度は、住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。毎年末の住宅ローン残高又は住宅の取得対価のうちいずれか少ない方の金額の1%が10年間に渡り所得税の額から控除されます(住宅の取得対価の計算においてはすまい給付金の額は控除されます)。また、所得税からは控除しきれない場合には、住民税からも一部控除されます。(住まい給付金HPより)
10年間にわたって控除されるわけですから、金額にすればかなりの額になります。
もし確定申告を怠ると、この控除が受けれないのでと~~っても大切なんです。
今回は13年間もらえるパータンの方が多いと思いますのでなおさらですね。
2022年の確定申告の期間は以下の通り。
2022年2月16日(水)~3月15日(火)
来月から始まるので、年が明けてから準備を始める方が多いです。
揃える書類が結構あるので、そのアドバイスを毎年していますが
毎回同じようなことで悩まれる方が多いんですよね。
悩みごとの中でも、特に多い5つを紹介したいと思います。
①残高証明書
住宅ローンを借りた金融機関から届く書類です。11月や12月などの年末に引き渡し(金消契約)だった方は
これがなかなか届かなかったりすることがあります。もし1月中に届かない場合は、一度金融機関に
確認をされたほうがいいと思います。中には、届いていたのを間違ってほかの書類と一緒に捨てたなんてこともよくあります。
金融機関によって、再発行に時間がかかることもありますので
早めにお手元にあるか、なければいつ届くかの確認をされたほうが慌てなくていいですよ!
②契約書の印紙チェック(割印も合わせて)
提出書類の中に、住宅の請負契約書や土地の売買契約書の写しがあります。
この契約書類は、基本的に印紙が貼られていないと確定申告の受付をしてもらえません。
契約金額に合わせた印紙を貼って、さらに割り印もしておくとベストです!
毎年、印紙を貼り忘れたり貼ってたのが剥がれたというケースがありますので
事前に確認しておきましょう!!
③体調管理をしっかりと!
どうしても税務署は平日にしか受け付けてくれませんので、ほとんどの方は有給を取ったりして
何とか休みを作って行くというパターンが多いと思います。
(一部の税務署では、2月の第3・第4週の日曜日、確定申告の相談・申告書の受付を行います。)
ただ、この時期に気を付けたいのはコロナを含むインフルエンザなどの病気。
折角会社を休んで行く予定にしてたのに、病気になったら余計大変なことに・・・
(実際にインフルエンザで申告の予定がずれてしまった方を何人か知っています)
④入場整理券が必要
昨年から、申告会場に行かれる際は事前に入場整理券が必要になりました。
それもLINEで予約できるので便利は便利ですほんと。
詳しくはこちらを確認してみてください!
今年の確定申告は要注意?!申告会場に行かれる方は入場整理券が必要です!!
⑤控除期間13年間の特例措置の適用に関する申告書兼証明書
今回はこれがポイントかと思います。
本来は2020年までに新築を建てて入居することが条件で
住宅ローン減税が13年間に伸びるという制度があったのですが
コロナの影響でこの期間が変更になっております。
特に、2020年9月までに契約して2021年中に入居した方は
通常の確定申告に加えて、申告書兼証明書が必要になります。
これは住宅会社に作ってもらうか、住んだ方が作るかの2つのパターンがあるのですが
詳しくはこちらを見てみてください。
2020年の10月から2021年の9月までに契約して
2021年中に入居を開始した方は、これが必要ないという
話ではあるのですが、そこをどうするかはお任せします。
(住まいずのお客様には別途ご案内する予定です)